かまうもんか

ただ只管にでろでろする会地区会長のどうでもよくなくなくない日常

お初のチェコ共和国へ(いざ世界遺産へ)

とうとう三日目がやってまいりました。

早くも名残惜しい気持ちがむんむんと湧いてきます。

 

 

朝ごはんは通常運転のきのこ祭りです。

毎朝この組み合わせで(パプリカはトマトに変わったりしますが)

この量を食べてきっておりました。

 

チェコはお野菜も格別に美味しいです。

 

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さてバスは9時出発です。

アンデル駅直結のバス停までは電車で15分ほど。

 

いつもはギリギリストな私ですが今日は安全をもって

15分前に着くようにホテルを出発し、早歩きで駅へ向かいます。

 

チェコの駅では日本のように毎回改札にカードを反応させる訳ではありません。

購入後、一番始めに乗る時のみ、ポール状の印字機で日時を印字するだけです。

 

ですがチケットは持っている必要があるので

一応母に声を掛けます。

「チケット持っているよね?」

母はもぞもぞとパンパンに膨れたバッグを漁り、「持ってる」と返事をよこしました。

 

そこで不安にかられた私はもう一度声を掛けます。

「バスのチケットは持ってるよね?」

「待って…」

「…(一応待ってみる)」

「無い!」

 

私の頭の中にベートーベンの有名なフレーズが響き渡りました。

今日もいざこざ発生確定です。

 

ショックを受けている場合ではありません。

慌ててホテルへ戻ります。

 

 

 

 

 

 

結果、間に合いました。

空模様が怪し過ぎますが、母の提案で終点のバスターミナルで降りました。

バスターミナル脇にある坂道を登った先から見える景色です。

これだけでも大満足!ですがとてつもなく寒い。

 

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ものの数十分でこの通りです。

眠れる森の美女が深い眠りに入ってしまったかのようです。

はい、全然上手いこと言えないですね。

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ここからが長かった…

私の短気が炸裂し、ブンむくれ状態となったため

母の案内で行こうとしたのが悲劇の始まりでした。

 

 

通常であれば15分もしないうちにお城へ到着するはずが

さまようこと1時間弱。

 

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ココハドコワタシハダレ状態です。

 

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やっとガイドブックで見かけた城壁を垣間見ることが出来ました。

が、ここはどこだ笑

 

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さらにここからの道も永遠に感じられました。

ひとっこ一人居ない。

 

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いつの間にか青空が広がっていることに気が付いたその頃。

ようやくです!待望の塔とご対面!

お城で飼育されているという熊さんとは会えませんでした。

 

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チケット購入の際、ロッカーへ荷物を預けるのですが

ここでもコインが必要です。

 

慣れない我々は、鍵が抜けなくなる事態を引き起こし

一瞬ロッカーを破壊したかと思いました。

 

受付のお姉様に助けていただきことなきを得た我々はようやく塔に向かいます。

と、ここでもまた迷子です。

塔の入り口が見つかりません。

(一回チケットカウンターのある場所から外に出て向うのが正解です)

美術館らしきゾーンを2、3週した後、母の機転の元外へと向かいます。

 

 

今日はまるで役立たずな私です。

いらちは百害あって一利なしな時もありますよね。反省です。

 

 

空の機嫌が良いうちに登っておきたいと

急いで展望階へ向かいました。

 

素敵な景色を見ることが出来ました。

鮮やかな屋根に雪化粧が施され、なんとも幻想的な雰囲気です。

 

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こちらが最も人が賑わって居た方角から見えた景色です。

と言っても実際はラブラブなカップルが多過ぎて、

隙間から撮るしかなかったのが現実ですが。

(決して最前列は譲られないですが、隙間から撮ることは許されます笑)

 

カップルにとって最高の背景ですが、我々にとっても最高の景色でした。

 

 

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我々がさまよい歩いたエリアもばっちり確認できます。

 

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この後、プラハよりも安いというクーネドリーキをご相伴に預かり

ボタニクスで良い匂いを入手。

ついでに母に便乗し爪やすりも購入しました。

(店舗に入る際は挨拶とお店のドアを閉めることを忘れずに。結構注意されている方がいらっしゃいましたが、ここの店員さんは注意して下さるだけとても親切な方です)

 

15時のバスまで余裕を持ってターミナルへ向かいます。

 

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帰り際にも丘でパシャり。

帰り道にてなんとこの丘を通って街へ出た方が近道であることがわかりました。

行きの苦労は何だったのか笑

旅行ってそんなもんですよね。

 

利用したのは行きも帰りもこちらのバス会社さんです。

購入には少々手間取りましたが、購入方法を詳しく載せてくださっている方のページを参考にしました。

 

行きは念のため紙を取りに戻りましたが、

実はスマートフォンからチケットを見せてもOKなのです。

 

帰りはもう一安心。

 

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ターミナルからはこんな岩肌も見ることが出来ます。

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バスの車窓から見えた草原。

個人的にはちょっと日本に似てるとほっこりしました。

 

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地元の帰省の方々が多かったのか途中から満席でした。

プラハについた頃にはもう真っ暗です。

 揺れが良い具合に眠気を誘うため、随所随所で爆睡しました。

 

 

 

今日はプラハ最後の夜です。

行くしかないでしょう。またしてもレトナー公園。

どれだけお気に入りスポットなのか。振り返っても笑うしかない。

 

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母は大変です。

毎日のように付き合わされて公園に行かされるのですから。

でもやっぱり夜景がもう一度見たかった。

 

帰り際にプラハ城も振り返りました。

明日は最終日で再トライの日。目標を見据えます。

 

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初日と同じコースで広場へ。

今日も賑わいを見せています。

 

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この日はついに時計塔にもお目にかかることが出来ました!

素敵なデザインにほれぼれします。

人が多いので、私がこの時計塔を撮るのは至難の技でした。

実際ちょっとぶれてますし人影も写ってます。

 

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ツリーの電飾は色々と変わるような仕組みで

この時が一番好きな色合いでした。

 

こちらの屋台も美味しそうなものがたくさん出ていましたが

晩御飯を購入することはなく、マニュファクトゥーラへ寄りお土産品を購入。

 

この広場の近くにもピロンヌのお店がありました。

立ち寄りたかったけれど時間が許してくれなかった!

 

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本日の晩御飯は念願のナセ・マソです。

このタルタルが食べたかった。

付属のニンニクをパンに塗り、タルタルを上に載せていただきます。

サラダは初日にお世話になったパスタサラダのお店で購入。

写っている紙袋には大量のパンが入っていました。

(分かっていれば少量で良いですと伝えたのに…)

 

タルタルは疲れ切った私にとって最高の夕ご飯でした。

母はなま肉を完食することを嫌がり、残り1/5程度をくれました。

 

私的には4/5食べたら残り1/5食べても

変わらないのでは…と思いましたが、有り難くいただきました。

結果、何事もなく健康体でしたよ。

 

 

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明日は最終日、必ずスーパーには寄って帰りたい。

そんなささやかな目標を持って眠りにつきます。