おしゃんを気取ってウィーンへ(目眩ダウンの親を尻目に観光)
新年、明けました。
母、完治の夜明けはまだ見えず、私一人ザルツブルクへ向かいます。
前日から相談した結果、薬、食料のみ用意し一人分のチケットをキャンセル。
私一人観光に向かうことに。←サイコにもほどがある
予約した(はず)の電車に乗り込みいざ出発したものの
誰もいない…
スタッフのお姉様がチケットチェックをしてくださったところ
これは席の確保だけ?してある形なので追加で支払いが必要とのこと。
帰りも同じようにしてねと言われ
チケットいただきました。(左)
親切!
大人しく指定席に座っていると、
「この車両はあなたのものよ、(その席に縮こまっていないで)好きに使ってちょうだい」
とのお言葉もいただきました。
親切!
帰りは怖くて事前に窓口でチケット交換してもらいましたが
行きより馬鹿高かったのだけど(右)、
これは大丈夫なのか。
予約の仕方間違えていた説、浮上です。
気を取り直し、カメラの映り込みが激しいですが
ウィーンからザルツブルグに向かう線路でのご来光です。
良い一年になることを願っておりましたが、今の所そのご利益はなし。←
(これからに取っておいてくれてると信じておりますとも)
あっというまにザルツブルグに到着です。
広々として近代的なザルツブルク駅。
駅のトイレはコインが必要ですがとても綺麗でした。
私の目的はただ一つ。
標高の高いスポットに行くことです。
え、モーツアルト…?(記憶喪失)
駅周辺は近代的ですが、お城(高台)へ向かえば向かうほど
中世の雰囲気を感じられる街並みへ変化します。
道中にはサウンドオブミュージックのロケ地が。
道中レベルでこのクオリティ。
素晴らしすぎるザルツブルク。
はい、出ました。
ロマンティックが止まらない。
心に傷を負いながら、この橋を無事
歩き抜けてお城へアプローチします。
はい、ハイライト来ました。
お城の高台です。
ここにたどり着くまで、結構な長い道のりでした。
人は何故高所に登るのか…
「そこに景色があるから」(爆)
ちなみに、城内ではザルツブルク城にちなんだ
ザルツブルクの歴史が学べます。
ところどころ飛ばしてしまったのは公然の秘密です。
続いて、もう一つの高台へ……行く前に
小腹が空いたので、
広場に接するパン屋さんでプレッツェル
広場の屋台でコーヒーを購入しました。
前の人がノーマルプレッツェルと言っていたので私もそう言ったら
「ノーマルプレッツェルなんてないのに」
と、お店の人と地元の人に笑われ
「えまじですか?」としか返せず、本来何と言う名前なのか聞けませんでした(笑)
ただ、ノーマルプレッツェル(仮称)はバカうまでした。
もっちりした弾力ある食感で、
外側が香ばしく塩っけがあり、内側がほんのり甘い味がしました。
人が途切れることなく来店していたこともうなづけます。
続いて一見見逃してしまう入り口から、高台へ。
近代美術館です。
バーコードのようなモチーフが目印です。
スタイリッシュですね。
こちらからは街並みとセットでのお城が見えます。
あんな高所に、とお城の特別感を改めて感じられる風景です。
高所への欲求を満たし、大満足の私は
いくつかの協会とモーツアルトハウスを巡り、帰路に着きました。
モーツアルトハウスでは
興味がないと見せかけて、限定のCDを購入。←
電車に乗る前に駅ナカのスーパーで
夜ご飯を買いましたがこれが大正解。
何と、ウィーン市内はスーパーもパン屋さんも
どこもかしこも閉まっていたのです。
流石に1日はそうですよね。
母には道中から携帯で写真を送りつけていましたが
帰ってからはデジカメの中の写真チェック。
観光気分が少しでも味わえてたらいいなと思います。
おしゃんを気取ってウィーンへ(目眩ダウンの親を尻目に買い物)
年の瀬真っ只中。
新年まであと1日という、動物たち皆、テンション爆上げな1年最後の日。
母、…ダウンしました。
注①謎の甘い体力設定
注②凍える寒さの中初日から飛ばして観光
注③お疲れのところアルコール
結果、母、目眩。
強烈な目眩を起こすと吐き気なら何やらでずっと寝たきりでした。
お疲れのところアルコールを注入するとこうなるらしいです。
何故飲んだのだ。
とりあえず、まだ薬局は営業しているようなので
私は一人でご飯を食べ、一人で薬局に行き、
目眩に効くと薬局の美人お姉サマ一押しの液体のお薬を一人で購入。
母のお土産とご飯を調達するため、一人でスーパーへ。
一人で色々な物を買い、一人でパン屋さんへ。
母が嫌がらせのごとく耳元で繰り返していたドイツ語
「えんとしゅでぃぐんぐ(ニュアンス)」「だすびって(ニュアンス)」を乱用し、一人で購入。
一人でコンサートに行く準備をし
一人でコンサートに行き、一人でその音に酔いしれました。
結果、私に妙な自信がつきました。
一人最高。(サイコ)
おしゃんを気取ってウィーンへ(大感動の美術館・博物館デー)
2日目は美術館・博物館を攻め続けた1日でした。
朝、急遽母の要望でレストランを予約してみることに。
とりあえずレストランからの回答を待ちながら街へ出ます。
到着した美術館ですが、チケット売り場では、日本から来たということで、
売り場の方が素敵なリアクションをくださいました。感激です。
昨日の宮殿での感動から、
ここでもオーディオガイドを借ります。
美術館は全てがフォトスポット。
広場では永遠に人が写真を撮り続けております。
気持ち、10,000%、理解。
とってもとっても撮れ高が高過ぎて天井が見えないよ。
…あ、天井も素敵。
もはや下見てた方が…あ、床も素敵。
永遠ループです。
私はブリューゲルさんの「子供の遊戯」という作品が特に気に入ってしまい
色々とグッズを購入いたしました。
続いて向かいにある博物館へ。
博物館も最高すぎるウィーン。何故。最&高。
永遠に居続けられる。出られないかと思いました。
剥製と2ショットを撮りまくり、恐竜に大興奮。
大の大人が何をしているのかと思われながら、ここでも大はしゃぎです。
私心をくすぐったのはこちら。
理由わからずも知識もないが大好きな恐竜。最&高。
感銘を受けた影響を引きずりに引きずっており
もはや宇宙の展示というだけで大感激したこちら。
月の隣人気分を味わえます。
クレーター。光の反射。最&高。
最後に、長蛇の列を作っていた図書館へ。
ちょうど期間限定のベートーベンの展示をしており、
まるで映画の世界に居るような気分を味わうことができました。
現実離れした美しさです。
レストランからの回答がゴミフォルダに入っており
気が付かなかったことに気が付いたあと
落ち着いてホテルに戻り、レストランへ向かいました。
と、その前に。
ホットドッグを食べていた模様。
このホットドッグ、時間帯にもよりますが
かなり行列が出来ており、大人気でした。
レストランでは、ホットドッグは何処やら。
母はストレスを発散するかのように
ビールを飲み(注③)、肉を食べ、爆・睡眠の世界へ。
明日はいよいよ待ちに待った室内楽コンサートです。
気分が高まります。
おしゃんを気取ってウィーンへ(初日にほぼほぼ観光終了)
いざシェーンブルン宮殿へ。
メトロで、楽々行けます。
この日はあいにくの天気過ぎて凍える凍える。寒すぎる…!
私はマフラーを日本に置き去りにするという暴挙に出た過去の自分を
ひたすらに恨み
ひたすらに後悔しておりました。
今回のカメラはPowerShot G7 X Mark IIです。
能力は相変わらずなので
せっかくの機能だったりはまるで生かせておりません。
冬のリアルシェーンブルン宮殿をお楽しみください。
宮殿の中をコンパクトに回れるコースで
日本語オーディオガイドをつけて勉強。
基本いつもオーディオガイドなどガイド類は無しスタイルなのですが
今回初めてオーディオガイドに感激。
視覚情報だけでは学べない情報がたくさんあり、
とても勉強になりましたし、濃厚な時間を過ごせた気分です。←
これぞリアル。
宮殿の植物も春に向けて英気を養い中ですね。
動物園に行く前に寒過ぎるので
広場で、おやつのような甘い何かをいただきました。
テーブルからはなにやら暖かい空気が出ているのをかろうじて感じましたが、
やはり寒過ぎて凍えております。
母の皮膚も寒さを顕著に写しております。
1駅ぶん歩かずに(笑)、メトロに乗車し動物園へ。
ツボだった銅像です。
シェーンブルン動物園では園内の至るところに
リアル動物にちなんだ銅像が置かれています。
その造形、ただただ愛おしい。
ちなみにパンダはウィーンでも大人気なのですね。
パンダゾーン激混みでしたが、愛おしい背中を見ることができました。
他にもライオンの銅像や←
見ざる言わざる聞かざるの銅像など←
大いに楽しんだ私。
子供に戻ったかのようにはしゃぎまくりでした。
帰りしなには、なんと大好物の植物園も開いておりました。
植物たちのエネルギーには
毎回ただただ圧倒されるばかりです。
だがしかし寒い。寒すぎる。
母も私も限界を迎えており(注②)、ホテルへ直帰…
…するはずでしたが。
見慣れたゴミ焼却場がウィーンにもあると知り
ちょこっと電車に揺られ、寄り道です。
人の気配がほとんどしない駅であることに余裕をかまし
めちゃくちゃジャンプ途中の写真を撮ってもらいました。
それにしても人の気配がしなさ過ぎてちょこっと怖い気持ちも(失礼)
どこにいても油断は禁物ですね。
おしゃんを気取ってウィーンへ(ただホテルに向かいたい)
ウィーンには早朝に到着しました。
今回は全く知識を入れないままに降り立ってしまったため
空港内でしばらくホテルへの足を調べることに。
私たちは結局、分かりやすい列車で行くことにしました。
電車大好き人間です。(バス恐怖症なだけ)
これはいつぞやの列車に乗る前の写真です。
このような電光掲示板に行き先と時刻、ホーム番号が示されており該当のホームで待つというスタイルです。
エアポートラインとウィーン市内24時間地下鉄乗り放題チケットのコンビはこちら。
クレジットカードで買える機械でした。
こちらは発行された際に時刻が既に印字されているので
機械で刻印する必要はありません。そのまま電車に乗り込むだけです。
一方市内の地下鉄にのみ乗るためのチケットは
以下の写真の通り、刻印が必要です。
初めは刻印が下手で斜めってしまいました…。
いざホテルへ着くと、フロントの人が荷物を預かってくださいました。
会話の中で相づちのようにありがとうを連発していると、フロントの方から
「これはあなたにとって当たり前のサービスなの。
ありがとうは不要よ。当たり前と思って受け取って」
とお茶目に言われました。
これが世界…世界なのか!!!
(慇懃無礼と思われてなくてほっとしました)
早朝なので観光スポットがあくまでの時間をどこかで潰したいところ。
ホテルの方のご厚意で、チェックイン前ですが
ホテル内のカフェでお茶を飲めることに。
私「(そうだ!ここがまさにありがとうの使い所!)ありがとうございます」
ホテルの方「どういたしまして(そう、それが正しいありがとうの使い方よ)」
目と目で通じ合った瞬間でした。
休憩しがてら本日の予定を立てます。
時間と体力があるので
宮殿と動物園に行くことにしました。
これがまさかあんなことに繋がるなんて…(注①)
おしゃんを気取ってウィーンへ
2020年12月。
今年も←
定年祝いを理由に、旅行計画を実行いたしました。
母は何年定年お祝いをするのでしょうか。
行き先はオーストリア。
航空会社は某◯ール◯ッ◯ンエアライン。
ええ、全て母のご指定です。
年々ハイソ気取りの重症化が伺えるチョイスに呆れつつ
予定を立てます。
クリスマス?
そんなものはとうの昔のあさっての向こう側へぽいしてやりましたよ。
が、まあ予定が決まらない決まらない。
母は特に希望がなかったようなので、私は自分の行きたいオペラと室内楽を予約することに。
残念ながら、オーケストラやオペラの人気演目は
直前ではほぼほぼ全てソールドアウトでしたが
タイミングよく(恐らくキャンセルされた)席を予約することに成功しました。
他ノープランで空港のベンチに座っておりましたが
飛ぶ直前になり、私に体重をかけて寝ていた母が言い出します。
「やっぱりザルツブルグも行きたい」
…………はい?
今年も安定して、私の短気を遺憾無く発揮する舞台を用意していただきました。
大慌てでなけなしの知識を駆使し、
グーグル先生に質問しながら足の確保に努めます。
今は便利なペーパーレス社会ですね。
予約から入場まで全てスマートフォンで事足りる世の中です。
これは最終日の私のチケット情報です。
予約した施設、電車は全てスマートフォンでOKでした。
どっと疲れさせられてから、飛行機に乗ったので
爆睡出来ました。